本日19日、紋別沖の水平線上に流氷を目視確認し、紋別での流氷初日となりました。昨年より17日早く、平年より5日早い観測となりました。
●昨年より17日早い流氷初日に
紋別市では、本日19日に流氷を目視観測し、流氷初日を迎えました。昨年の観測は2月5日で昨年より17日早く、平年は1月24日となるため、平年より5日早い観測となりました。
これまで最も早い観測は1967年の1月3日で、最も遅い観測は1989年の2月14日となっています。
なお、1956年~2007年は網走地方気象台の紋別測候所による観測でしたが、2008年以降は紋別測候所が網走地方気象台に統合されたことにより、紋別市がオホーツクタワーで独自に観測しています。
流氷初日:視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海面で初めて見られた日のこと
●今後の流氷の動き
明日20日にかけて冬型の気圧配置となり、北よりの風が続き、流氷は更に近づく可能性があります。その後、21日~24日にかけては低気圧が北海道付近に接近し、25日頃は冬型の気圧配置となってオホーツク海側で北よりの風が強まる恐れがあります。これらの影響で、22日以降は流氷の動きが大きくなる可能性があります。船舶関係は最新の気象情報に注意して下さい。