九州は、週末にかけて天気がぐずつき、20日(土)を中心にまとまった雨になる見込みです。また、対馬海峡沿岸は北東の風が強まり、しける所がありますので、強風や高波に注意が必要です。来週になると冬型の気圧配置に変わり、23日(火)から24日(水)は強い寒波の襲来で、雪が降り、厳しい寒さが訪れるでしょう。
●週末にかけて天気ぐずつく 強風・高波に注意
週末にかけて、九州は前線や湿った空気の影響で天気がぐずつき、対馬海峡沿岸を中心に北東の風が強まり、やや荒れた天気になる見込みです。
今日19日は、前線が九州の南の海上にのびますが、夜は西から再び前線が北上してくるでしょう。九州はいったん雨が止む所が多くなりますが、夕方から夜は北部から再び雨が降りやすくなりそうです。
そして、明日20日は前線上に低気圧が発生し、九州南部付近へ進んでくるため、九州各地で本降りの雨になり、この時季としてはまとまった雨量になる見込みです。21日(日)は低気圧が発達しながら本州南岸付近を東へ進み、九州は湿った北東風の影響で一時雨が降る所があるでしょう。また、等圧線の間隔が狭くなり、北よりの風が強く吹くでしょう。
今週末にかけて、沿岸海上は北東から北風が強まり、対馬海峡沿岸はしける所が多いでしょう。強風や高波に注意が必要です。
●来週23日~24日が強い寒気
22日(月)に九州は一時雨が降る所があり、その後、冬型の気圧配置が強まり、西回りで寒気が流れ込んでくるでしょう。23日(火)から24日(水)は九州北部の上空1500m付近には氷点下10度以下の強い寒気が流れ込みます。九州は西風に乗って雪雲が入りやすく、平野部でも積雪する所がありそうです。
来週中頃にかけて季節風が強まり、大変厳しい寒さになります。積雪や凍結により交通機関への影響がでるおそれもあります。こまめに最新の気象情報や交通情報を確認し、雪や寒さへの備えをしておきましょう。