今日14日は、西日本や東日本は晴れて、北陸など寒さが少し和らぎました。そんな中、高知では平年より13日も早く梅が開花しました。明日15日は、再び厳しい寒さとなるため、体調管理にご注意下さい。
●西日本・東日本 たっぷりの日差しで気温上昇 高知で梅が開花
今日14日(日)は西日本や東日本は高気圧に覆われ、地震の被災地でも日差しが出ました。日照時間は、石川県金沢市では3日ぶりに7時間以上、輪島では3日ぶりに5時間を超えました(16時まで)。
15時までの最高気温は、金沢は10.0℃、輪島8.6℃など、昨日13日より5℃くらい高く、日中は寒さが幾分和らぎました。
【15時までの最高気温】
札幌 1.4℃(2月下旬並み)前日比約+3℃
仙台 8.4℃(3月上旬並み)前日比約+3℃
東京 10.4℃(平年並み)前日比約-1℃
名古屋 9.4℃(平年並み)前日比0℃
大阪 9.8℃(平年並み)前日比約-2℃
高知 14.0℃(2月下旬並み)前日比約-3℃
福岡 13.4℃(3月上旬並み)前日比約+1℃
那覇 22.0℃(3月中旬並み)前日比約+2℃
福岡など西日本では、3月並みの暖かさの所もありました。
そんな中、今日14日は、高知で梅が開花しました。
平年より13日早く、昨年より19日早い開花です。
●明日15日 冬型強まり強烈寒気南下
明日15日~16日は、西高東低の強い冬型の気圧配置となり、上空には強烈寒気が南下する見込みです。北日本や北陸では、大雪や吹雪に警戒が必要です。
各地の最高気温は、札幌-3℃、仙台3℃、東京11℃、名古屋9℃、大阪8℃、福岡12℃の予想です。
金沢は3℃、輪島は2℃と、朝からほとんど横ばいの予想です。今日14日とは一転、明日15日は厳しい寒さとなります。防寒対策は万全に行いましょう。
●暖の取り方
いまだ停電が復旧していない地域もあるなか、停電の際でもできる防寒対策として、3つのポイントがあります。
●なるべく空気の層をつくる
重ね着をする、衣服の間に新聞紙を何枚か挟む、下着と衣服の間にレインコートを着るとサウナスーツのようになり防寒対策になります。また、床には段ボールや新聞紙を敷くと床の冷たさをやわらげます。
●首・手首・足首から体温を逃がさない
寒さは3つの首からと言われます。首にタオルを巻く、上着の袖やズボンの裾にテープを巻き、すき間から体温を逃がさないようにしましょう。
●身体を締め付けない
身体をしめつける服装は血行をさまたげ冷えの原因になるため、なるべくゆとりのある服を。
被災地などでは、暖房器具が十分に用意できない所が多いと思いますが、少しでも暖がとれるようお過ごしください。
体を温める際は、太い血管の通っている場所を意識すると、効率的に温まりやすくなります。
カイロや湯たんぽを使用する際は、低温やけどを防ぐために、「直接肌にあてない」「長時間身体の同じ部分にあてない」ようにご注意ください。ペットボトルなどの身近なものでも湯たんぽを作ることもできますので、ぜひ活用してみてください。