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道路の気象影響予測  16日まで大雪や猛吹雪による影響大 車の立ち往生に警戒


16日(火)にかけて強い寒気の影響で、北海道から北陸を中心に警報級の大雪や猛吹雪の恐れ。13日(土)夜から14日(日)朝にかけては、関東甲信の平野部でも積雪や路面の凍結に注意が必要です。

●道路の気象影響予測

13日(土)は強い寒気の影響で、日本海側は雪が降り、関東甲信など太平洋側でも所々で雪が降っています。14日(日)の午後から15日(月)にかけて低気圧や前線が北日本や東日本を通過するでしょう。16日(火)にかけて冬型の気圧配置が強まり、再び強い寒気が流れ込む予想です。

【北海道・東北】
道路の気象影響予測をみますと、16日(火)にかけて影響リスクが大きくなっています。日本海側を中心に雪が降るでしょう。特に、15日(月)から16日(火)は警報級の大雪や猛吹雪となる恐れがあります。大雪や猛吹雪、吹きだまりによる交通障害に警戒が必要です。

【北陸(新潟県含む)】
14日(日)朝にかけてと、14日(日)夜から16日(火)にかけて気象による影響リスクが大きくなっています。山沿いを中心に大雪となり、平地でも大雪となる所があるでしょう。通行止めなどの影響がでる可能性があります。

地震の被災地の能登地方でも積雪となっており、今後さらに積雪が増える予想です。地震の影響で道路が寸断されている所がありますが、大雪によりさらに路面状況が悪化する恐れがあります。道路が大きく陥没した所では、路面の安全確認が難しくなりそうです。大雪が予想される期間は不要不急の車の使用は慎重な判断をなさって下さい。被災地支援や復旧作業にあたる方など、車の立ち往生に注意が必要です。

【関東甲信・東海】
14日(日)朝にかけて影響リスクが高くなっています。関東では平野部でも雪や雨が降っており、積雪や路面の凍結に注意が必要です。関東北部の山間部や長野県は大雪による交通障害に警戒してください。東海は岐阜県の山間部を中心に影響があるでしょう。

15日(月)から16日(火)にかけても影響リスクの高い道路があります。関東北部の山間部や長野県北部、岐阜県の山間部を中心に大雪となる所があるでしょう。峠越えの車は積雪や路面の凍結に警戒が必要です。

道路ごとの影響については、道路の気象影響予測も参考になさってください。(気象予測に基づく影響予測ですので、実際の規制状況は道路管理者等の発表をご確認ください。)

●雪道運転 万が一に備えての安心グッズ

雪道運転をする場合、立ち往生など万が一に備えて、次のものを用意しておくと安心です。
(1)防寒着やカイロ、毛布など暖をとるもの
暖房がとまってしまった際の車内温度の低下に備えましょう。
(2)飲料水や非常食、モバイルバッテリー、簡易トイレ、懐中電灯
長時間、車内で過ごすことや夜間のトラブルを想定して準備しておきましょう。
(3)ブースターケーブル、 牽引ロープ、タイヤチェーン
バッテリー上がりの際に使用するブースターケーブルや発進不能になったときの脱出に役立つ牽引ロープもあると良いでしょう。スタッドレスタイヤだけでは対処しきれないほどの積雪にも対処するため、タイヤチェーンもあると役立ちます。
(4)軍手、ゴム手袋、長靴、スコップ
除雪ができるものを準備しておきましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。

雪道を運転する際は、もしものときに役立つグッズをクルマに積んでおくようにしてください。加えて、出かける前に燃料が十分にあることを確認しましょう。ただし、気象情報や交通情報を確認し、大雪や猛吹雪が予想される場合は、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。

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