4日月曜は、本州付近は広く晴れて、空気が乾いています。正午までの最小湿度は、静岡市などで20%台まで下がりました。正午現在、東京都を含む、九州~北海道の広い範囲に「乾燥注意報」が発表されています。火災の発生しやすい状況になっていますので、火の取り扱いには、十分ご注意ください。
●午前中から空気カラカラ
4日月曜は、西から移動性の高気圧に覆われてきているため、本州付近は、広い範囲で晴れています。気象衛星ひまわりの画像を見ると、11時半現在、目立った雲はなく、晴れのエリアとなっています。
このため、関東や東海を中心に、空気がカラカラに乾いています。
正午までの最小湿度は、神奈川県小田原市で28%、静岡市で29%、千葉市で32%、東京都心で38%などとなっています。
4日月曜午後は、西日本では西から雲が広がってきますが、東・北日本を中心に晴れの天気が続いて、空気の乾燥も続くでしょう。
正午現在、九州~北海道の広い範囲に「乾燥注意報」が発表されています。火の取り扱いに注意が必要です。お肌やノドの乾燥対策も、心がけてください。
●空気が乾燥 火事を防ぐには
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。