この先は複数の低気圧が日本付近を通過し、太平洋側と日本海側のそれぞれで天気の崩れるタイミングがあります。次の週末は再び寒気が流れ込んで、日本付近は冬型の気圧配置となりそうです。
●本州の南を低気圧が東進
5日(火)は本州の南を低気圧が通過しますが、当初の予想よりも陸地から離れた所を通るコースとなってきています。雨の降るエリアは、西日本・東日本の太平洋側沿岸が中心となりそうです。
ただ、低気圧のコースによっては、沿岸の地域で局地的に雨風が強まる可能性があります。今後も最新の気象情報を確認してください。
今回はほとんどの所で雨として降る見込みですが、静岡や長野、山梨の標高の高い所では、雪に変わる所がありそうです。
●週後半は再び冬型へ
7日(木)は、日本海から低気圧が前線が近づいてきます。北陸や北日本は広く雨が降り、低気圧や前線の通過時には雨や風の強まる所がありそうです。
低気圧や前線の通過後は寒気が流れ込んできて、次の週末にかけて冬型の気圧配置となりやすくなります。寒気の流れ込みとともに、北海道は雪に変わり、東北の日本海側や北陸も内陸を中心に雪が降る見込みです。路面の状況などが変わるため注意が必要です。
一方、関東から九州は太平洋側を中心に冬晴れとなりそうです。空気が乾燥しやすいため、火の元に気を付けてください。
●北日本など気温が日替わり
気温は6日(水)頃から、この時期としては各地で高めの傾向です。九州から関東は、最高気温が週の後半に20℃を超える所もあり、日中は10月くらいの暖かさとなりそうです。朝晩と日中で寒暖の差が大きくなるため、服装で上手く調節してください。
北陸や北日本も平年より高めですが、寒気の流れ込むタイミングで急に寒さが戻る見込みです。次の週末頃は気温の変化が激しく、日ごとに体感がガラッと変わりそうです。
