きょう2日から11月とは思えない暑さの続く所が多いでしょう。都心では、きょう2日から3日連続で夏日となる予想で、仙台市でもあす3日は26℃の予想。北陸など日本海側はフェーン現象も加わり、30℃近い暑さになる所も。11月だからと油断せず、季節外れの暑さに注意を。
●季節外れの暖気北上 ピークはあす3日(金)文化の日と6日(月)
きょう2日(木)以降、南から季節外れの暖気が流れ込む見込みです。11月とは思えないような暑さの記録が続出するでしょう。
上空1500メートル付近の暖気の予想図を見ると、プラス12℃以上の9月並みの暖かな空気が、あす3日(金)文化の日には、九州から東北北部までを広く覆う見込みです。
暖気の流れ込みには強弱がありますが、3連休明けの6日(月)も、プラス12℃以上の暖気が一部北海道にかかるほど北まで流れ込むでしょう。
●3連休は都心など夏日が続出 記録的な高温に 11月としては異例の暑さ
予想最高気温に注目すると、11月とは思えないような数字が並びます。
あす3日(金)文化の日からの3連休は、九州から東北にかけて、最高気温が25℃以上の夏日が続出するでしょう。
福岡市では5日(日)まで夏日が続き、東京都心では、きょう2日(金)から3日連続の夏日となる可能性があります。11月に都心で連続で夏日となれば統計開始以来、初めてのことです。
大阪市でもあす3日(金)から4日連続の夏日となる予想で、連日の夏日となれば34年ぶりとなります。
北陸や山陰など日本海側はフェーン現象も加わり、鳥取市や富山市であす3日(金)は、28℃の予想です。
なお、11月に本州で最高気温28度以上を観測したのは過去6回で、かなり稀な高温となります。(29度以上は過去3回)
暑さのピークはあす3日(金)と連休明け6日(月)となりそうです。11月だからと油断せず、昼間は涼しい服装を心がけたり、車の中はエアコンなどで涼しくするなどの暑さ対策を行ってください。朝晩はヒンヤリするため、服装にも注意が必要です。