きょう22日、気圧の谷や寒気の影響で、東北北部や北海道には雨雲や雷雲がかかっています。23日明け方にかけて大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。発雷確率も高くなっています。強雨、落雷、竜巻などの激しい突風、ひょうに注意してください。
●あす23日明け方まで大気の状態が非常に不安定に
きょう22日は、気圧の谷や上空の寒気の影響で、東北北部や北海道には日本海側を中心に雨雲や雷雲がかかっています。
あす23日明け方にかけて、北日本では大気の非常に不安定な状態が続くでしょう。発雷確率も高くなっています。
東北や北海道では日本海側を中心に雨が降り、雷を伴う所もでしょう。特に、東北北部の日本海側では、雷を伴って強い雨が降り、大雨となる所がある見込みです。きょう22日18時からあす23日18時までに予想される24時間降水量は、多い所で東北北部の日本海側で40ミリです。
東北北部の日本海側では、これまでに降った雨で地盤の緩んでいる所があります。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうにも注意が必要です。
●雷が近づいたら 家の中でやるべきこと
雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。
1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。
2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。
雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。