きょう18日は、北海道から沖縄にかけて、全国的に秋晴れ。ただ、広い範囲での秋晴れはきょうまで。あす19日は、前線が近づく北海道は雨で雷雨になる所も。あさって20日は、日本海側から雨のエリアが拡大し、太平洋側でも雨がザっと強まるおそれ。関東もにわか雨に注意。
●広く秋晴れエリア 日本海には天気を崩すまとまった雲
きょう18日は、日本付近は広く高気圧に覆われて、北海道から沖縄にかけて、全国的に秋晴れとなっています。
気象衛星の雲画像を見ても、日本の陸地には雲がなく、大きな晴れのエリアが広がっています。
ただ、日本海には天気を崩す次のまとまった雲が進んできています。広い範囲での秋晴れは、きょう18日までとなるでしょう。
●あす19日 前線通過の北海道は雷雨のおそれ あさって20日は雨エリア拡大へ
あす19日は、サハリン付近に進む低気圧からのびる前線が、北海道を通過する見込みです。
前線に向かって暖かく湿った空気が流入し、上空には寒気が流れ込むため、北海道では大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
北海道では、日本海側を中心にあす19日未明から夕方にかけては、急にザっと雨が強まったり、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうなどのおそれがあります。東北北部も午後は急な雨や雷雨にご注意ください。
あさって20日は、寒冷前線が本州を南下する見込みで、日本海側から次第に太平洋側まで雨のエリアが広がるでしょう。
●あさって20日は太平洋側も雨 雨風強まり荒天も
あす19日は、前線の南側にあたる東北南部から九州、沖縄は晴れの天気が続き、日中は、この時期としては汗ばむ陽気になるでしょう。
あさって20日は寒冷前線が本州を南下するため、北陸や山陰など日本海側から次第に雨がザっと強まり、午後は太平洋側も雨の降る所が多くなりそうです。雨脚が強まったり、沿岸部では風が強まる所もあるでしょう。やや荒れた天気になる恐れがありますので、今後の情報にご注意ください。
関東も雲が広がり、にわか雨がありそうです。
●最新の情報 どこを見たら 何がわかる?
最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。
①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。