北海道のこの先2週間は、数日の周期で天気が変わる見込みです。また、気温は平年並みか高めに経過しますが、上空に時折寒気が流れ込むため、秋本番のひんやりした空気を感じられる日もありそうです。
●19日~25日の天気 お彼岸のお墓参りにもよい日和に
明日19日は、サハリンの北に進む低気圧からのびる前線が北海道付近にかかるでしょう。道東方面では晴れ間が出ますが、その他では午後を中心に雨の降る所が多くなります。大気の状態が不安定で、局地的に雷を伴って降り方が強まることもあるでしょう。
明後日20日以降は、移動性の高気圧が北海道付近に張り出す日が多くなります。晴れ間の出る日が多く、所々で雨の降ることがあっても、組織的な大雨となることはないでしょう。
23日の秋分の日を挟んだ20日から26日にかけては秋のお彼岸の期間ですが、日差しに恵まれ、お墓参りにもよい日和の日が多くなりそうです。
気温は平年より高い日が多いですが、木曜日頃は上空に寒気が流れ込む影響で、北海道の秋らしい涼しさを感じられるでしょう。朝晩には一桁まで下がる所もありそうです。
●26日~10月1日の天気 ようやく暑さが落ち着きそう
気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、すっきりとした秋晴れとなる日は少ないでしょう。太平洋側を中心に雨の降る所もある見込みです。
最低気温は平年並みかやや高いですが、最高気温はほぼ平年並みとなりそうです。
「暑さ寒さも彼岸まで」ということわざがありますが、今年はお彼岸が過ぎると、日中は涼しさを感じる日も多くなるでしょう。残暑もようやく終わり、日中でも上着が欲しくなる日が増えてきそうです。
なお、秋のこの時期は朝晩と日中の気温変化に加え、日々の気温変化も大きい季節です。急激な気温変化で体調を崩さないよう、服装でうまく調節するなど対策をしっかりと行ってください。