きょう15日も、沖縄や九州から東北南部では蒸し暑さが続きそう。鹿児島県と熊本県、長崎県に熱中症警戒アラート発表中。一方、東北北部や北海道はカラッとした秋の空気。朝晩は長袖や上着が必須に。
●蒸し暑い 熱中症対策を
きょう15日も、沖縄や九州から東北南部では、ムシムシとした暑さが続きそうです。
最高気温は、沖縄や九州から関東甲信は32℃前後の所が多いでしょう。京都と名古屋は34℃、鹿児島や熊本は33℃まで上がる予想です。北陸と東北南部は30℃くらいの所が多く、真夏のような暑さでしょう。
鹿児島県と熊本県、長崎県には、熱中症警戒アラートが発表されています。熱中症警戒アラートが発表されていない地域でも、湿度が高いため、熱中症にかかるリスクが高くなります。万全の対策をしてお過ごしください。
●服装指数 北は秋の空気
東北北部や北海道も気温が上がり、最高気温は秋田で30℃、札幌は26℃の予想です。いずれも平年より高いですが、秋雨前線の北側の秋の空気に入れ替わります。日中は、カラッとした暑さでしょう。
服装指数をみると、北海道は朝と夜の服装の目安は「薄手のジャケット」となっています。脱ぎ着のしやすい服装でお出かけください。
※服装指数は、朝晩や日中の予想気温からどのような服装が適しているか提案するものです。人により暑さや寒さの感じ方が異なるため、あくまで目安とお考えください。
●熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。