あす14日(木)以降、日本海に秋雨前線がのびるでしょう。18日(月・敬老の日)にかけては太平洋高気圧の張り出しが強く、厳しい残暑が続く見込み。ただ、19日(火)以降、ようやく太平洋高気圧が弱まる傾向に。秋雨前線が南下し、本州付近も雲が広がり、残暑が落ち着くでしょう。
●19日(火)頃から秋雨前線南下へ 雨で気温下がる所も
長引く残暑に、ようやく終わりが見え始めています。
来週19日(火)頃から、長く厳しい暑さをもたらした夏の太平洋高気圧の張り出しが、弱まる見込みです。
このため、夏と秋の季節を分ける秋雨前線が20日(水)頃にかけて、日本付近を南下するでしょう。前線の南下に伴って、雨の降る所が多くなる見込みです。
上の図は、来週20日(水)午後9時の雨と風の予想です。本州の広い範囲に前線に伴う雨雲の帯がかかっています。
1週間先の予想で、雨の降る時間帯や強まる場所などにはブレが生じます。最新の情報をこまめにご確認ください。
●服装指数 夜は長袖が欲しくなる日も
雨が降る日は、これまでのような厳しい暑さにはならず、気温が下がりやすくなります。特に朝晩はこれまで以上に気温が下がり、涼しく感じられる日もありそうです。
上の図は、この先の夜の服装指数です。
札幌に加えて、仙台でも夜は長袖が欲しくなる日が続くでしょう。
雨が降ると、予想以上に気温が上がりにくく、肌寒く感じる地域もありそうです。名古屋でも17日(日)頃から夜は長袖でも過ごせるような気温になるでしょう。そろそろ薄手の羽織るものなどをご準備ください。
まだ日中は半袖で十分過ごせる所が多いものの、来週は朝晩は涼しく感じられるエリアが広がる見込みです。
厳しい残暑が続く中、急に気温が下がると、体調を崩しやすくなります。天気に加えて、気温もこまめにご確認ください。
