きょう21日昼過ぎ、東京都心は上空に薄い雲が広がり、太陽の周りに白や虹色の輪がかかる「ハロ」が見られました。「ハロ」は天気が下り坂のサインとも言われています。あす22日の関東は、広く雨になりそうです。
●関東に薄雲広がる 都心で「ハロ」出現
きょう21日、関東は午前中は青空の見えた時間もありましたが、午後から南部や沿岸部を中心に薄雲が広がってきました。
東京都心は上空に薄い雲が広がり、昼過ぎには、太陽の周りに白や虹色の輪がかかる「ハロ」が見られました。
●あす22日 関東は午後は本降りの雨
「ハロ」は天気が下り坂のサインとも言われますが、西から雨雲が接近中です。
あす22日の関東は広く雨で、午後は雨脚が強まることもあるでしょう。外出時や帰宅時間帯は足元にご注意ください。
雨はあさって23日の朝までにはやむ見込みです。
●ハロとは
太陽の周りに現れる、虹のような光の輪のことをハロや日暈(ひがさ)といいます。
ハロは、上層の薄い雲が現れたときに、太陽のまわりに光の輪として現れます。この光の輪は、太陽の光が雲の中に含まれる氷の粒に当たり、屈折することにより発生します。
ハロが現れるときは、天気が下り坂のサインともいわれています。低気圧や前線が接近してくると、空の高い所から空気が湿ってきて薄い雲ができ、そこでハロ(日暈)が発生しやすくなるからです。
実はこの現象、太陽だけでなく月の周りでも発生します。夜に月が見えている時も、見つけてみてはいかがでしょうか。