starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

大雨の警戒期間 台風2号の影響で前線の活動活発 関東など線状降水帯発生の可能性


台風2号は、あす3日にかけて日本の南を進む見込みです。本州付近に停滞する前線の活動が活発な状態が続くでしょう。東海や甲信、関東でも、線状降水帯が発生し、大雨災害の危険が急激に高まる可能性があります。

●大型の台風2号

大型の台風2号は、きょう2日午前9時、沖永良部島の東約120キロを、1時間に25キロで、東北東へ進んでいます。中心の気圧は980hPa、中心付近の最大風速は23メートルです。

台風2号は、今後も東よりに進み、あす3日は日本の南を進む見込みです。4日午前9時には、日本の東で温帯低気圧に変わるでしょう。

●本州付近 前線活動の活動が活発 四国では線状降水帯が発生

南西モンスーンの風が、ベンガル湾から南シナ海を吹き抜け、台風2号に、吹き込んでいます。
台風2号の東側では、南西モンスーンの暖かく湿った空気と、日本の南の高気圧の周辺をまわって流れ込む暖かく湿った空気が合流しています。
本州付近には、梅雨前線が停滞しており、前線に向かって、南から非常に暖かく湿った空気が流れ込んでいます。

九州から東北を中心に雨雲がかかっており、特に四国の太平洋側や近畿を中心に雨雲が発達しています。高知県では、線状降水帯が発生しています。命に危険が及ぶ土砂災害や洪水による災害発生の危険度が急激に高まっていますので、厳重な警戒を続けて下さい。

●東海・甲信・関東でも線状降水帯の発生の可能性

あす3日午前中にかけて、前線が本州付近に停滞し、活動が活発でしょう。九州から関東では、広い範囲で大雨になり、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。

九州や中国地方では、きょう2日午後6時頃まで大雨に警戒が必要な地域がある見込みです。
四国や近畿は、あす3日明け方にかけて、大雨に警戒を続けて下さい。
北陸や東海、甲信では、これから雨のピークを迎えます。あす3日明け方にかけて、発達した雨雲がかかるでしょう。
関東は、きょう2日夜からあす3日午前中にかけて、雨雲が発達する見込みです。

東海や甲信、関東では、線状降水帯が発生し、大雨災害の危険が急激に高まる可能性があります。

●台風の大雨 土砂災害から避難するには

土砂災害から避難するには、ポイントが2つあります。

1つめは、早めの避難を心掛けることです。特に、お年寄りや障害のある方など、避難に時間のかかる方がいらっしゃる場合は、大雨になってしまう前に、行動してください。また、夜中に大雨が予想される場合は、なるべく明るいうちに、避難所など安全な所へ避難することが重要です。

2つめは、より安全な所へ避難することです。これまで、土砂災害の多くは、木造家屋の1階で被害にあっています。すでに雨が強まっているなど、どうしても避難場所への移動が困難な場合は、近くの頑丈な建物の2階以上へ移るのも、選択肢の一つです。家の中に留まる場合も、斜面から離れた部屋や、2階以上の部屋へ移ってください。

万が一、土石流が発生した場合は、土砂の流れる方向に対して直角に、できるだけ高い所へ避難することが、命を守ることにつながります。

    Loading...
    アクセスランキング
    starthome_osusumegame_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.