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東北 2日は台風から離れていても大雨の恐れ 梅雨入りは?


1日は仙台上空に大きな日がさ(ハロ)が出現。天気下り坂のサインです。2日は前線の活動が活発になり、東北地方も福島県を中心にまとまった雨が降り、土砂災害などに注意・警戒が必要です。台風や前線が去ったあとも上空に強い寒気が流れ込み、しばらくは局地的な雨や雷雨が起こりやすいでしょう。梅雨入りの見通しもまとめました。

●台風から離れていても活発な雨雲

こちらは1日午後4時55分現在の雨雲の様子です。
沖縄付近で渦巻くのが台風2号本体の雨雲、その北西側に台風外側の活発な雨雲、そして九州や四国周辺に広がるのが前線に伴う雨雲です。
台風から離れた所でも、台風が運んできた熱帯由来の湿った空気が流れ込み、雨雲が発達しています。

●2日(金)は東北に前線が北上 福島で激しい雨

2日(金)朝には東北付近にも前線がかかり、前線に近い南部を中心にまとまった雨が降る恐れがあります。
雨のピークは2日の帰宅時間帯と重なり、傘をさしても濡れてしまうような激しい雨になるでしょう。

2日午後6時までの24時間に予想される雨の降る量は、福島県の多い所で80ミリですが、夜にかけてさらに雨量が多くなる見込みです。
土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。
前線の位置のわずかな違いによって、激しい雨の降る場所や時間が変わったり、宮城・山形県にかかる可能性もあります。
最新の予報を確認してください。

●3日(土)から「雷三日」

3日(土)は強い寒気が東北上空へ流れ込み、大気の状態が不安定になる見込みです。
東北北部を中心に変わりやすい天気となり、晴れていても急な雨や雷雨に注意が必要です。
夏の頃に雷が3日ほど続くことを「雷三日」と表現することがありますが、
今回の寒気も動きが遅く、5日(月)にかけて天気の急変にご注意ください。

6日(火)頃はいったん寒気が抜けて、東北地方は安定して晴れる見込みです。
一方、7日(水)頃からは次の寒気が入り、再び雷三日となるかもしれません。
ただ、局地性の強い雨となりそうなので、傘マークが増えても、梅雨入りの発表はまだ先になりそうです。

日々の気温の変動が大きくなるため、体調管理にも気をつけましょう。

●東北 梅雨入りは平年並みの予想

1日(木)、日本気象協会は梅雨入り予想を発表しました。
この先、梅雨前線がいつもの年より早く東北地方まで北上する傾向はみられません。
このため、東北南部は6月12日頃、東北北部は6月15日頃、いずれも平年並みの梅雨入りを予想します。

あと2週間ほどで東北も本格的な雨の季節を迎えそうです。
低気圧や台風などが近づけば、今回のように梅雨入り前から大雨になる可能性もあります。
ご自宅や勤務先周辺に危険な崖や川がないかや、避難経路などを確認しましょう。

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