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あす2日 九州~関東は警報級大雨となる可能性高く 「線状降水帯」発生の恐れも


九州では局地的に雨が強まっています。きょう1日夜は西日本から活発な雨雲が広がり、あす2日は東日本も広い範囲で大雨に警戒が必要に。あす2日は大雨警報が発表される可能性が「高」となっている所が多くなっています。「線状降水帯」発生の恐れも。

●西から活発な雨雲 九州~関東で大雨警報級 「線状降水帯」発生の恐れも

九州では局地的に雨が強まっています。
きょう1日夜は、西日本から活発な雨雲が広がり、あす2日は東日本も広い範囲で大雨に警戒が必要です。

気象庁が出している、早期注意情報では、警報級の可能性が九州から関東で「高」となっている所が多くなっています。
中国、四国などでは、「線状降水帯」が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があります。

西日本は、このあと暗くなる時間帯から激しい雨や非常に激しい雨が降り、あす2日にかけて大雨が予想されています。
また、東海や北陸、関東なども、2日日中は滝のような雨が降り、3日未明も強く降るでしょう。

深夜などの大雨警報発表を想定して、心構えを高めてください。

●線状降水帯とは

線状降水帯とは、発達した雨雲が線状にどんどん発生して、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過・停滞することで作り出される、強い雨のエリアのことです。同じような場所で顕著な大雨が続くことから、甚大な災害が発生する恐れがあります。

線状降水帯が発生するしくみ(メカニズム)の代表的なものに「バックビルディング現象」があります。これは、風上で次々と発生した雨雲が、発達しながら風に乗って同じような場所に流れ込み、線状の強雨域が形成されるものです。
※発生メカニズムに未解明な点も多く、全ての線状降水帯が同じようなメカニズムになるとは限りません。

線状降水帯が発生する時間や場所を、正確に予測するのは難しいため、いつ線状降水帯が発生しても避難できるよう、普段からの準備や心構えが必要です。事前にハザードマップにて、氾濫の恐れがある河川や、土砂災害の恐れがある所を確認しておきましょう。避難場所や避難経路を決める時に役立ちます。

●大雨の中 車を運転して避難する場合 注意点は

大雨の中、避難所へ車を運転して移動する場合でも、油断はできません。注意点は2つあります。

1つめは、雨の降り方が強い時には、いつも以上に慎重な運転をすることです。1時間に20ミリ以上の雨が降ると、ワイパーを速くしても見づらくなります。さらに、1時間に30ミリ以上の雨が降る場合は、高速で走っている時にブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こる恐れがありますので、注意が必要です。

2つめは、避難場所へ向かう道を選ぶことです。降り続いた雨によって川が増水していたり、車道が冠水していたりすることもあります。川からなるべく離れた道を選んでください。車が水に浸かると、ドアが開かなくなって車内に閉じ込められたり、車のエンジンが停止したりする恐れがあります。さらに、水深がもっと深くなったり、流れが速くなったりすると、車ごと流される場合もあります。大雨で冠水した道路は、川との境目が分かりにくいので、無理をしないで、車で避難するのをやめるのも、選択肢の一つです。

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