今日梅雨入りの発表があった中国地方は、今週は大雨に警戒が必要です。梅雨前線の活動が活発になる、明日30日(火)の昼前までと、今週後半は大雨になる恐れがあります。
●明日30日(火)昼前まで局地的に激しい雨
今日29日(月)、日本海にのびる梅雨前線は、明日30日(火)にかけて中国地方を南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の不安定な状態が続くでしょう。山陰は明日30日(火)の明け方まで広く雨が降り、雷を伴い激しく降る所がある見込みです。山陽は昼前まで広く雨が降り、局地的に雷を伴い激しく降るでしょう。瀬戸内では夕方まで雨の降る所がある見込みです。
28日夜からの降り始めからの雨量は、多い所で100ミリ~150ミリとなるでしょう。
土砂災害や河川の増水、低い土地の浸水に十分ご注意ください。
●週間天気図 1日(木)~2日(金)前線に向かって台風周辺の湿った空気が流れ込む
31日(水)にいったん前線が南の海上へ南下するものの、1日(木)には台風2号の北上とともに、台風周辺の湿った空気が流れ込み、前線が西日本付近にのびる見込みです。2日(金)から3日(土)にかけて台風周辺の湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発になる可能性があります。
●週間天気 1日(木)~2日(金) 前線の活動が活発に 大雨の恐れ
31日(水)は山陰や山陽北部、岡山県で晴れるものの、1日(木)から2日(金)は雨が降りやすくなるでしょう。前線の位置や活動によっては大雨になる恐れがあります。
3日(土)の午後から4日(日)は晴れる所が多いでしょう。
5日(月)は雨が降る見込みです。
●日頃からできる備え
中国地方は平年より早い梅雨入りとなりました。
大雨に備えて、前もって備えが必要です。
まず、ハザードパップで自宅周辺や通勤・通学経路を中心に、危険箇所がどこにあるか再確認してください。そのうえで、大雨になった時はどこに、どうやって避難するかなど、話し合っておきましょう。
また、電気や水道、ガスなどのライフラインが使用できなくなった時のために、非常用の水や食料を用意しておいてください。懐中電灯や予備の電池、防災ラジオなどの情報収集ツールなども用意しておくとよいでしょう。