きょう23日午前9時45分、福岡市で黄砂が観測されました。きょう23日は、九州北部を中心に視程(水平方向の見通し)が10キロ未満となる所があり、空がかすんだ状態が続くでしょう。
●福岡で黄砂観測 九州北部で視程低下
きょう23日午前9時45分、福岡市で黄砂が観測されました。福岡市で黄砂が観測されるのは、4月12日、13日以来、今年3日目です。
黄砂は、気象衛星ひまわりの画像で確認できます。対馬海峡周辺に見られる茶色っぽい帯状のエリアが、大陸から飛来している黄砂です。きょう23日の視程(水平方向の見通し)は、山口県下関市で7キロ(午前10時)まで落ちています。
●九州南部へも飛来の可能性
黄砂は、このあと23日午後にかけて次第に九州付近を南下し、九州南部にも飛来する可能性があります。
黄砂は、南下するほど薄くなり、影響は小さい見込みですが、呼吸器に疾患がある方やアレルギーがある方は、お出かけの際はマスクをするなどしてお気をつけください。
また、洗濯物を取り込む時は、表面についた細かな砂をよく払い落とすようにしましょう。