きょう10日は、九州から東北まで広く乾燥した晴天となっています。最小湿度は10%まで下がっている所もあり、空気がカラカラです。九州から東北の広い範囲に乾燥注意報が発表されていますので、火の取り扱いにご注意ください。
●乾燥した晴天 最小湿度10%も
きょう10日は、本州付近は移動性の高気圧に覆われて、九州から東北まで広く乾燥した晴天となっています。
午後1時までの最小湿度は、長野県木曽町で10%、京都市や鳥取市で14%、前橋市で16%など、10%台まで下がっている所もあり、空気がカラカラです。
●九州~東北に乾燥注意報 火の取り扱いに注意
九州から東北にかけては、広い範囲に乾燥注意報が発表されています。
あす11日にかけても晴れる所が多く、空気の乾燥が続きます。
湿度が低く、カラッとした暑さになりますが、火災が起こりやすい条件になりますので、火の取り扱いにご注意ください。
●空気が乾燥 火事を防ぐには
空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
①たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
②ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。