GWも後半に入り車の移動が多い時期ですが、あす3日(水:憲法記念日)から夏日地点が増加。4日(木:みどりの日)は東北や北海道など、北日本でも最高気温25℃以上の夏日続出、5日(金:こどもの日)にかけては全国のアメダス4割近くで夏日予想となっています。車内の熱中症に注意。効果的な対策は?
●4日から夏日続出 5日こどもの日は蒸し暑い
あす3日(水:憲法記念日)からGWも後半に突入です。5日(金:こどもの日)にかけて、全国的にまずまずの行楽日和となりそうですが、気温がグッと上がりそうです。
あす3日(水:憲法記念日)から最高気温25℃以上の夏日地点が増加。沖縄や、九州~福島など東北南部にかけて、所々で夏日となりそうです。湿度は低いため、カラッとした暑さの所が多くなるでしょう。
4日(木:みどりの日)は、東北北部や北海道でも夏日続出となり、札幌は24℃と7月上旬並み、仙台は26℃と7月中旬並みの予想。東京都心も26℃と、全国的に夏日の所が多く、30℃以上の真夏日に迫る所もありそうです。全国のアメダス約4割で夏日となり、GW中一番夏日の地点が多くなる見込みです。
5日(金:こどもの日)は、北海道や東北北部では暑さが落ち着きますが、東北南部から九州、沖縄は最高気温25℃以上の所が多くなるでしょう。湿度が高くなるため、ムシッとした体感となりそうです。
6日(土)は、全国的に曇りや雨ですが、気温は高め。特に、関東では群馬など内陸を中心に最高気温30℃以上の真夏日の予想です。湿度も高いため、こまめに休憩や水分をとり熱中症に注意が必要です。
●車の移動が増える時期 車内の温度管理に注意
初夏の行楽シーズンは車の中の熱中症に注意が必要です。外気温がそれほど高くない日でも、直射日光の当たる場所に車を駐車すると、車内温度が上昇する場合があります。
2019年5月8日に屋外駐車場で実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃であったにもかかわらず、直射日光の当たる場所に駐車した車は、計測開始時25℃だった車内温度が約2時間後に、軽ワゴン車で39.9℃、大型SUVで46.5℃を観測しました。真夏に比べると車内温度は少し低くなっていますが、車内は高温になっていました。(日本自動車連盟:JAFユーザーテストより)
車内が高温になった場合、上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。
真夏でなくても油断は禁物です。短時間であっても、子どもやペットを車内に残して車から離れないようにしましょう。