浅間山では、火山性地震が増加しています。今後、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があることから、気象庁では本日(23日)15時30分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
●浅間山 噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げ
浅間山では、山体の西側での膨張を示すと考えられる傾斜変動が認められ、火山性地震が増加しています。
浅間山では、今後、山頂火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があることから、気象庁では本日(23日)15時30分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)に引き上げました。
山頂火口から概ね2kmの範囲では、弾道を描いて飛散する大きな噴石や火砕流に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。噴火時には、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意してください。
●噴火警戒レベル
*噴火警戒レベルの説明
レベル5(避難) 危険な居住地域からの避難等が必要。
レベル4(高齢者等避難) 警戒が必要な居住地域での高齢者等の要配慮者の避難、住民の避難の準備等が必要。
レベル3(入山規制) 登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて高齢者等の要配慮者の避難の準備等。
レベル2(火口周辺規制) 火口周辺への立入規制等。
レベル1(活火山であることに留意) 状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)