東海地方は、土日は、きょう17日よりも気温が上がって、寒さは緩むでしょう。ただ、週明けは、再び厳しい寒さとなる日もあり、寒暖差が大きくなりそうです。体調管理に気をつけて下さい。
●土日の天気は?
この土日は、低気圧や前線が本州付近を通過するため、広い範囲で天気が崩れるでしょう。ただ、日差しが少ない割に気温は高くなるため、雪どけによる災害や事故に注意が必要です。
【18日(土)】
あす18日(土)は、天気は下り坂です。はじめ晴れますが、湿った空気が入るため、午後は全般に曇り空に変わる見込みです。夕方以降は、所々で雨や雪が降りだすでしょう。飛騨地方など、はじめ雪で降りだす所も、暖かな空気が入るため、雨に変わる見込みです。名古屋市内でも、午前中は晴れますが、午後は曇りとなり、夜のはじめ頃から雨が降りだすでしょう。
【19日(日)】
19日(日)は、前線が東海地方を通過した後は、冬型の気圧配置に変わる見込みです。雨は昼過ぎまでには全般にやむでしょう。今回の雨は、岐阜県を中心にやや雨量がまとまる見込みです。
夕方以降は、一旦晴れ間は出るものの、寒気が徐々に流れ込んでくるため、低い雲が流れ込みやすく、スッキリと回復はしないでしょう。また、飛騨地方では、夜から今度は乾いた雪が降りだし、積雪が増えていく見込みです。峠道を通られる方は、雨から雪へと変わるため、交通情報をしっかりとチェックするようにして下さい。
●週間天気
週明け、20日(月)から21日(火)も、冬型の気圧配置が続く見込みです。晴れ間もありますが、寒気や局地的な前線の影響で、太平洋側の平地でも雲が広がりやすいでしょう。スッキリとした晴れの天気は期待できなさそうです。また、飛騨地方では雪が降り続き、積雪は更に増えますが、警報級の大雪の心配はない見込みです。また、今回の寒気のピークは21日(火)で、その先は、次第に寒さは緩むでしょう。
また、静岡県では、花粉の飛散が土日以降、「非常に多い」予想の日があります。マスク以外にも、眼鏡をつけたり、凹凸の少ない衣類で花粉の付着を抑えるなど、今まで以上に対策をするようにしましょう。
