大雪警報の基準は地域によって異なります。例えば、東京23区では「12時間で10cmの降雪」が基準となりますが、豪雪地帯で知られる新潟県津南町では「12時間で60cmの降雪」が基準値と、6倍もの差があります。
このように大雪警報の基準値には地域差があるため、防災意識を高めるためにも、一度お住まいの地域の警報基準を確認しておくとよいでしょう。
●東京23区の大雪警報基準は「10cm/12時間」
東京の大雪警報の基準値は、23区西部・東部、多摩北部・南部で「12時間で10cmの降雪」となっており、多摩西部のみ「12時間で20cmの降雪」です。
このように大雪警報・注意報の基準は各地によって異なります。例えば、豪雪地帯で知られる新潟県津南町では「12時間で60cmの降雪」(注意報は"35"cm)が大雪警報・注意報の基準となります。
関東地方の各県庁所在地の基準を見てみると、宇都宮・前橋では基準がやや高くなっていることが分かります。
・東京都23区→「12時間で10cmの降雪」
・千葉市→「12時間で10cmの降雪」
・横浜市→「12時間で10cmの降雪」
・さいたま市→「12時間で10cmの降雪」
・水戸市→「12時間で10cmの降雪」
・宇都宮市→「12時間で15cmの降雪」
・前橋市→「12時間で20cmの降雪」(山地では"30"cm)
各地の警報基準はこちらからご覧になれますので、お住まいの地域の警報・注意報基準をぜひお確かめください。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kijun/index.html