本日(9日)、紋別で流氷接岸初日となりました。平年より1日遅く、昨年より19日遅い観測となりました。北海道では流氷の本格的なシーズンを迎えています。
●紋別で流氷接岸初日
本日(9日)、紋別で流氷接岸初日となりました。平年より1日遅く、昨年より19日遅い観測となりました。紋別では2月5日に流氷初日となってから、4日で流氷接岸初日となりました。道内では今年初めての流氷接岸初日です。
なお、紋別の流氷観測は、2007年までは紋別測候所が行っていましたが、測候所の無人化に伴い、2008年からはオホーツクタワーで観測し、紋別市が情報発信しています。
今日の北海道付近は冬型の気圧配置で、北よりの風が吹き、紋別周辺でも北~北北西の風が吹いていました。そのため、オホーツク海にあった流氷が海岸に流れ込んできたとみられます。
●流氷接岸初日とは?
「流氷接岸初日」とは、流氷が接岸、または定着氷と接着して沿岸水路がなくなり、船舶の航行ができなくなった最初の日のことをいいます。
なお、「流氷初日」とは視界外の海域から漂流してきた流氷が視界内の海面で初めて見られた日のことです。