4日より開催中のさっぽろ雪まつりも、もう後半。明日9日から11日(土・祝)にかけての札幌の天気を解説いたします。
●明日9日は雪に 一時的に降り方が強まる恐れ 気温も低い
明日(9日)は、北海道付近の上空に寒気が流れ込み、冬型の気圧配置となるでしょう。
札幌では時折雪が降り、雪の降り方が強まる時間もありそうです。また、日中を中心に風がやや強く吹き、雪を伴いふぶく恐れがあります。日中の気温も上がりにくく、最高気温は平年より4度ほど低いでしょう。雪や風で体感温度は更に低くなります。屋外にずっといると寒さが厳しく感じられそうです。カイロや手袋、フード、暖かいインナーなどで万全の防寒対策を行って下さい。
また、凍った路面の上に雪がうっすらと積もるとより滑りやすくなるため、ケガなどにも特に注意が必要です。
●10日(金)は天気回復 気温は引き続き上がりにくい
10日は、北海道付近は高気圧の圏内となるでしょう。
札幌の天気は回復する見込みです。雪の心配はなく、やや強い風もおさまるでしょう。しかし、風が弱まり晴れるため、放射冷却現象が強まりそうです。朝晩の冷え込みは強まるでしょう。最高気温も平年より3度くらい低い見込みです。9日ほどではないものの、屋外ではしっかりとした寒さ対策が必要です。
●11日(土・祝)は引き続き天気安定 日中の気温も上がる
11日は、北海道付近は引き続き高気圧の圏内となるでしょう。
札幌は割合晴れて、風も強まることはなく、穏やかに経過する見込みです。朝晩は引き続き放射冷却現象が強まり、冷え込みが強まりますが、日中は9日、10日に比べると気温が上がりそうです。最高気温は平年並みに戻る見込みです。もちろん、それでも長く屋外にいると体が冷えてしまうでしょう。また、日中に気温が上がると路面状況が悪くなる恐れがあるため、泥ハネや解けた氷の上での転倒などには注意して下さい。