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関東甲信 10日(金)は東京など平野部でも雪の可能性 積雪の恐れも 凍える寒さに


関東甲信では、10日(金)は南岸低気圧の影響で、東京など平野部でも雪が降り、積雪となる可能性があります。山梨県の山沿いを中心に大雪の恐れも。最高気温は5℃以下の所が多く、風も強まるでしょう。凍えるような寒さになりそうです。

●南岸低気圧で積雪の可能性

この先、低気圧が度々、本州付近を通過するため、天気が短い周期で変わる予想です。特に注意が必要なのが10日(金)です。関東甲信では南岸低気圧の影響で雪が積もる恐れがあります。

関東甲信では、低気圧が近づく前の10日(金)の朝から、シアライン(風と風がぶつかる所)の影響で、雪が降りだすでしょう。昼から夕方をピークに関東の内陸や甲信で雪が強まり、積雪となる見込みです。山梨県の山沿いなどでは大雪となる恐れもあります。交通機関に影響がでる可能性もありますので、注意が必要です。東京都心でも朝から雪が降り、うっすら積もる可能性があります。ただ、低気圧が近づく10日(金)の夜になると暖かく湿った空気が入るため、東京都心など沿岸部では雨に変わる見込みです。千葉県や茨城県では朝から雨で経過する可能性が高いですが、風が強まり、荒れた天気になるでしょう。

内陸部など積雪が予想される地域では、融雪剤やスコップなど除雪用具の確認をしてください。直前に準備しようとすると、手に入らないこともあるため、早めに用意すると安心です。

なお、この予想は7日(火)午後時点での見通しです。南岸低気圧による関東の雪予想は、気温や湿度、低気圧のコースや発達具合など少し変わるだけで、雪のエリアが大きく変わる可能性があります。最新の気象情報にご注意下さい。

●気温の変化大

天気だけでなく、気温の変化も注意が必要です。

10日(金)の最高気温は5℃以下の所が多く、真冬の厳しい寒さになるでしょう。沿岸部を中心に風も強まるため、体感温度は氷点下に。万全な寒さ対策が必要になりそうです。11日(土)は最高気温が10℃を上回りますが、北風が冷たいでしょう。12日(日)から13日(月)は寒さは和らぎます。ただ、14日(火)からはまた10℃に届かず、体にこたえる寒さになるでしょう。この先、寒暖差が大きくなりますので、体調管理にも注意が必要です。

●南岸低気圧の進路 関東の天気はどう変わる?

関東の天気は、南側の沿岸部を進む「南岸低気圧」の進路次第で、大きく変わります。パターンは3つ、挙げられます。

① 南岸低気圧が八丈島の北を進む場合、関東には低気圧の降水域がかかり、暖かい空気も流れ込みます。そのため降るものが雪ではなく、雨になりやすいのです。
② 南岸低気圧が八丈島の少し南を進む場合、関東には降水域がかかる一方、北から冷たい空気を引き込みます。そのため雪が降りやすく、時には大雪になるのです。
③ 南岸低気圧が八丈島の南を進む場合、降水域そのものが、関東の陸地まで届かず、雪も雨も降らないことが多くなります。ただ、冷たい空気が南下するため、関東では、雲が広がりやすくなるのです。

南岸低気圧の進路と八丈島の位置関係は、関東の雪を予報する目安の一つではありますが、決め手はこれだけではありません。関東で大雪になるかどうかは、低気圧の発達度合い、進む速度、気温の低下、湿った空気の流れ込みなどで変わります。①のように雨でも、降り方が強まると、周囲の空気が冷やされて雪に変わることもあります。関東では、普段、雪にあまり慣れていないため、最新の天気予報などをこまめに確認し、雪が予想される場合は、早めの対策を心がけてください。

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