きょう6日午前3時29分に、2023年で地球から最も遠い満月になりました。今夜も満月に近い月です。気になる天気は?
●けさは2023年で地球から最も遠い満月だった 今夜も満月に近い
きょう6日午前3時29分に、2023年で地球から最も遠い満月になりました。
今年最も地球に近い満月、いわゆる「スーパームーン」は8月31日です。今回の満月は、8月31日のスーパームーンに比べて視直径が約12パーセント小さい、面積は約22パーセント少ない満月でした。
今夜も、満月に近い月をみられるでしょう。
なお、満月には、英語圏で各月ごとに呼び名があります。2月の満月は、寒さが厳しく大地の多くが雪に覆われる頃などから「スノームーン」、来月3月の満月は、土から虫が顔を出す頃などから「ワームムーン」と呼ばれます。そして、今年の「スーパームーン」である8月の満月は、チョウザメ漁が最盛期をむかえる頃などから「スタージャンムーン」と呼ばれます。このような呼び名を思い出しながら、月を眺めてみるのも良さそうです。
参照:国立天文台
https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2023/02-topics01.html
●今夜の天気は?
きょう6日夜は、沖縄や九州では雨が降り、天体観察にはあいにくの天気です。
中国地方、四国、近畿から関東では、雲が広がりやすいですが、雲の隙間から月がみられそうです。
東北や北海道は、日本海側を中心に雪雲や雨雲がかかるでしょう。ただ、太平洋側を中心に月がみられる所がある見込みです。
朝晩と日中の気温差が大きい時期です。日中は日差しに温もりを感じられた地域でも、日が傾くとヒンヤリしてくるでしょう。暖かくして夜空を見上てみてください。