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今夜からあす28日(土) JPCZにより日本海側で短時間に雪強まる 立ち往生警戒


きょう27日(金)の夜からあす28(土)にかけて、北陸から山陰で再びJPCZによる短時間の大雪に警戒が必要です。JPCZは少しずつ移動するため、大雪エリアも徐々に変わるでしょう。

●日本海には発達した雪雲が連なる

きょう27日(金)は次第に冬型の気圧配置に変わっています。衛星画像を見ますと、日本海には発達した雪雲が帯状に連なるエリアがあり、すでにJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が形成されていることが分かります。

JPCZとは、シベリアから流れ込む冷たい風が朝鮮半島北部に位置する山脈によって、いったん二分し、その風下である日本海で再び合流することでできる、雪雲が発達しやすいラインのことです。今週前半の今季最強寒波襲来時も岡山県などに局地的な大雪をもたらしました。

●北陸から山陰 短時間の大雪も

今夜にかけては若狭湾周辺から山陰を中心に発達した雪雲がかかりやすいでしょう。滋賀県や三重県、愛知県などにも局地的に雪雲が流れ込む可能性があります。短い時間に、あっという間に雪が降り積もる所があるでしょう。

あす28日(土)は次第に北陸を中心に雪雲がかかりやすくなります。日本海側では広い範囲で雪が降り、北陸では平地も含めて大雪となるでしょう。大雪や路面の凍結による交通障害などに注意が必要です。また、風が強いため、ふぶきで見通しの悪くなる所もあるでしょう。

●短時間の大雪 注意点は?

①道路の除雪が追いつかなくなることで、車の「大渋滞」や「立ち往生」が発生する恐れがあります。特に交通量の多い国道や高速道路などでは大規模な立ち往生となり、復旧まで長時間かかることがあります。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくとよいでしょう。

②「屋根からの落雪」にも注意が必要です。屋根に大量の雪が積もると、雪の重みで一気に雪が滑り落ちてくることがあります。特に軒先で作業する際は頭上の状況を確認するなど十分な注意が必要です。

③道路の側溝などに雪が積もってしまうと、水はけが悪くなり「道路が冠水」することがあります。特に雪の多い地域では消雪パイプからの水が道路に溜まりやすいので注意が必要です。

このほか列車のダイヤが大幅に乱れることも考えられます。計画運休などが事前に発表されることもあるため、大雪になる前から交通情報をこまめに確認してください。

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