最強寒波の影響で、きのう25日(水)は東北地方の全域で最高気温が0℃未満の「真冬日」となりました。東北地方の全域で真冬日になるのは、統計開始以来初めてのことです。
●まさに最強寒波 東北の全アメダス地点で真冬日 観測開始以来初
きのう25日(水)、東北地方の気象官署、特別地域気象観測所、アメダスの全ての観測地点で、最高気温が0℃未満(氷点下)の真冬日となりました。東北のハワイとも呼ばれている、いわき市小名浜でも39年ぶりに真冬日となりました。
1976年に、アメダスの観測網が整備されてから初めてのことで、まさに数十年ぶり、史上最強寒波といえます。
25日(水)に観測された各地の最高気温
いわき市小名浜 マイナス0.9℃ (真冬日は、1984年1月19日以来、39年ぶり7回目)
仙台市 マイナス3.0℃ (マイナス3.0℃以下は1996年2月3日以来、27年ぶり)
白河市 マイナス4.2℃ (マイナス4.0℃以下は1976年1月21日以来、47年ぶり)
山形市 マイナス5.2℃ (マイナス5.0℃以下は1976年1月23日以来、47年ぶり)
●27日(金)にかけても低温注意
寒気の流れ込みのピークは越えたものの、きょう26日(木)もまだ冷たい空気に覆われているため、気温の上がりにくい状態が続いています。
東北地方の広い範囲に低温注意報が発表されています。
あす27日(金)にかけて、厳しい冷え込みが続く見込みです。水道の凍結や路面の凍結などに引き続き、ご注意ください。