あす1日(元日)の朝、関東は広く晴れて、初日の出を見られる所が多くなりそう。ただ、冷え込みが強まるため、初日の出を見に出かける際は、マフラーや手袋などで万全の防寒を。年明けも乾燥した晴天が続くため、インフルエンザにも注意。7日(土)ごろは広く雨になりそう。
●関東各地で初日の出を見られそう 寒さ対策を万全に
あす1日(元日)は、次第に冬型の気圧配置となるため、日中は、南部を中心に広く晴れる見込みです。夜は北部の山沿いで雪の降る所があるでしょう。
朝は、関東の広い範囲で晴れて、初日の出を見られる所が多くなりそうです。初日の出の時刻は、東京で6時51分、日本で最も早く初日の出が見られる(山や離島を除いた地域)千葉県銚子市の犬吠埼で6時46分です。
日の出の時間は、気温の低い時間と重なり、東京都心で2℃くらい、宇都宮はマイナス1℃くらいの予想で、各地で冷え込みが強まるでしょう。足元から冷えますので、初日の出を見に行かれる際は、マフラーや手袋、ブーツなどで、寒さ対策を万全にしてお出かけください。
●年始は乾燥した晴天が続く 厳しい寒さに
この先、6日(金)にかけて、関東では晴れの天気が続く見込みです。空気の乾燥した状態が続きますので、火の取り扱いにご注意ください。7日(土)は気圧の谷や湿った空気の影響で、広く雨が降るでしょう。
あす1日(元日)の夜から、日本付近には強い寒気が流れ込むため、5日(木)ごろにかけて寒さが厳しくなりそうです。朝晩の冷え込みも強まるでしょう。初詣や年始の買物などに行かれる際は、寒さ対策をしっかりとなさってください。
●空気が乾燥 インフルエンザに注意
12月28日(水)に、厚生労働省から、3年ぶりに、インフルエンザが流行シーズンに入ったとの発表がありました。空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下して、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50~60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。