2023年の幕開けを飾る「初日の出」。雲に邪魔されず、綺麗に見られそうなエリアは、北・東日本の太平洋側と、西日本になりそうです。ただ、晴れる所では、最も冷え込む時間帯ですので、初日の出を拝む際は、万全な寒さ対策を心がけてください。
●2023年「初日の出」 時刻は?
2023年の幕開けを飾るのが「初日の出」。ぜひ、綺麗な「初日の出」を見ながら、一年を気持ち良くスタートしたいものです。
各地の「初日の出」の時間は、札幌が7時06分、秋田が7時00分、仙台が6時53分、東京が6時51分、名古屋が7時01分、大阪と金沢が7時5分、高知が7時10分、広島が7時16分、松江が7時17分、福岡が7時23分、鹿児島と那覇が7時17分です。
なお、無人島を除き、日本一早く「初日の出」が見える場所は、東京都小笠原村の父島にある夜明山で6時17分です。
実は、「離島・富士山を除いて」日本一日の出が早いスポットは、千葉県鴨川市の清澄山で6時44分。「離島を除いた平地」で、日本一日の出が早いのは、千葉県銚子市の犬吠埼で6時46分です。
そして、日本最西端、日本の領土で「初日の出」が一番遅いのは、沖縄県の与那国島で7時31分です。
●2023年「初日の出」 どこで見られる?
2023年「初日の出」の時間帯の天気が気になるという方も、大勢いらっしゃるはず。今のところ、元日の本州付近は、冬型の気圧配置になるでしょう。
そのため、日の出前後の天気は、北・東日本の日本海側では、雪や雨が降りやすくなりそうです。沖縄は、湿った空気の影響で、雨雲がかかるでしょう。
一方、北・東日本の太平洋側や西日本では、晴れる所が多い見込みです。広い範囲で、綺麗な「初日の出」を拝めるでしょう。
ただ、注意すべきは「厳しい冷え込み」です。良く晴れる所ほど、放射冷却が強まって、気温がどんどん下がるでしょう。「初日の出」の時間帯は、ちょうど、一日の中で最も冷え込む時間帯です。年明け早々、体を冷やしてしまわないよう、「初日の出」を見る際は、万全な寒さ対策を心がけてください。