11日(日)21時、フィリピンの東で台風25号「パカー」が発生しました。
●台風25号「パカー」発生
11日(日)21時、フィリピンの東で台風25号「パカー」が発生しました。
中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。
台風25号は今後、フィリピンの東を東よりに進み、日本への直接的な影響はないでしょう。
台風が12月に発生すること自体は珍しいことではなく、12月の発生数の平年値は1.0個となっています。
昨年2021年も12月に台風22号が発生しています。
●台風の名前
「パカー」は、ラオスが用意した名前で「淡水魚の名前」に由来しています。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。