きょう8日21時49分に部分食が終わりました。太平洋側を中心に晴れて、赤銅色(しゃくどういろ)に変わった月が見られました。
●442年ぶりの天体ショー 「皆既月食」と「天王星食」が終わりました!
きょう8日、18時9分から月が欠け始め、19時16分に皆既食となりました。太平洋側を中心に、赤銅色(しゃくどういろ)と言われる赤黒い色になった月を見ることができました。皆既食は86分間続いて、20時42分に終わり、その後は徐々に月は地球の影から抜けて、21時49分に部分食が終わりました。
月食の最中には月が天王星を隠す「天王星食」も起こりました。
日本で皆既月食の最中に惑星食が起こったのは1580年(土星食)以来、442年ぶりでした。とても珍しい天体ショーは太平洋側を中心に天気に恵まれて、観察できた所が多くなりました。