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1か月予報 11月中旬かなり気温が高くなる所も 下旬から一気に寒く 厳冬に突入へ


向こう1か月は、日本海側は時雨(しぐれ)の季節ですが、太平洋側は晴れる日が多い。気温は高めで、特に11月中旬は、西日本・東日本では、かなり高くなる予想。ただ、下旬からは一気に寒くなり、厳しい冬に突入となりそうです。

●1か月予報のポイント 寒暖差大

気象庁は3日(祝:文化の日)、1か月予報を発表しました。

この先1か月のポイントは、「寒暖差が大きくなる」こと。特に、西日本・東日本では、11月中旬頃は気温が平年よりかなり高くなりますが、下旬からはこの時期らしくグッと寒くなりそうです。

降水量と日照時間は、全国的にほぼ平年並みの予想です。日本海側は、例年通り「時雨(しぐれ)の季節」、太平洋側は晴れる日が多くなりそうです。

●1週目(11月5日~11月11日)

北日本の日本海側は、例年と同様、曇りや雨・雪の日が多いでしょう。東日本・西日本の日本海側は高気圧に覆われやすく、時雨(しぐれ)の日は少ないでしょう。

北日本~西日本の太平洋側は、平年に比べて晴れる日が多くなりそうです。

沖縄・奄美では、気圧の谷や湿った空気の影響で、平年に比べて曇りや雨の日が多いでしょう。

全国的に、気温は平年並みの予想です。

●2週目(11月12日~11月18日)

北日本~西日本の日本海側は、曇りや雨・雪の日が多いでしょう。例年通り、晩秋~初冬にかけての日本海側は、時雨(しぐれ)の月。時雨(しぐれ)とは、晴れ間が出たと思ったら急に雲が出て通り雨がある「時々降る雨」です。11月は、この時雨(しぐれ)が次第に雪に変わっていく月です。

一方、北日本~西日本の太平洋側は、平年と同様、晴れる日が多いでしょう。

沖縄・奄美では、気圧の谷や湿った空気の影響を受けにくくなり、平年に比べ、曇りや雨の日が少なくなりそうです。

気温は、西日本・東日本では、平年よりかなり高く、季節の進みは足踏みとなりそうです。

●3~4週目(11月19日~12月2日)

北日本~西日本の日本海側は、曇りや雨・雪の日が多いですが、太平洋側は晴れる日が多いでしょう。

沖縄・奄美では、曇りや雨の日が多くなりそうです。

気温は全国的に平年並みで、晩秋らしい寒さとなりそうです。

●今年は厳冬 早めの備えを

この冬は、西日本・東日本を中心に寒気が南下しやすく、厳しい寒さが予想されています(寒候期予報)。

政府は、12月1日~3月末まで、全国を対象に数値目標を設けない節電要請を行うと発表しました(11月1日)。家の中では、人のいないスペースは暖めない、1枚多めに着る、冷蔵庫の設定温度を「中」や「弱」にするなど、少しの心がけが節電に繋がります。

無理のない程度に節電を心がけ、厳しい寒さへ備えをしておきましょう。

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