あす9日未明から明け方に「10月りゅう座流星群」が見ごろになります。速度が遅い流星で、ふわっと流れるようにみえるでしょう。晴れる所が多く、星空観察によい条件です。
●「10月りゅう座流星群」 あす9日未明~明け方に見ごろ
あす9日午前10時ごろ、「10月りゅう座流星群」の活動が極大になります。見ごろは、未明から明け方です。
速度が遅い流星で、ふわっと流れるようにみえるでしょう。
ただ、今年の活動は、低調とみられており、月明りの影響もあるため、ほとんど見えない可能性もあります。
「10月りゅう座流星群」は、1933年にヨーロッパで、1946年にはアメリカで流星嵐が観察されました。
日本では、好条件と思われた1972年はほとんど流れなかったという記録がありますが、1985年と1998年に1時間あたり100個程度の流星の出現が観察されました。
参考:
AstroArts
https://www.astroarts.co.jp/article/hl/a/12666_ph221009
国立天文台
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/major-meteor-shower.html
●あす9日 未明~明け方の天気
あす9日未明から明け方は、大陸から張り出す高気圧に覆われて、晴れる所が多い見込みです。星空観察によい条件でしょう。
ただ、九州などでは、明け方になると次第に雲が広がりやすくなりますので、早めの観察がおすすめです。
あす9日朝の最低気温は、九州から関東でも15℃くらいまで下がる所があるでしょう。この時期らしく冷えますので、暖かくしてお楽しみください。