きょう31日、東北南部や関東、北陸は前日より大幅に気温が上がるでしょう。東京都心の最高気温は33℃と真夏並みになりそうです。大阪市は35℃と猛暑日予想。千葉県や大阪府などに熱中症警戒アラートが発表されています。
●関東なども厳しい残暑
きょう31日、雨が降り続く北海道や東北北部の最高気温は平年を下回り、9月中旬から下旬並みの所が多いでしょう。札幌市は21℃、青森市は23℃と日中も薄手の長袖でちょうど良さそうです。
一方、東北南部や北陸、関東は前日より気温が高くなるでしょう。東京都心は33℃と昨日より7℃高く、真夏並みになりそうです。北陸では35℃前後まで上がり、厳しい残暑となるでしょう。急に気温が高くなりますので、暑さで体調を崩さないようお気をつけください。こまめに水分をとり、室内では適切に冷房を使うようにしましょう。東海から九州は平年並みか高く、厳しい残暑が続きそうです。大阪市は35℃と猛暑日となるでしょう。
千葉県や大阪府、徳島県、香川県、愛媛県、高知県、佐賀県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、奄美地方、八重山地方には熱中症警戒アラートが発表されています。「暑さ指数(WBGT)」が「33」以上と熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測されます。熱中症に警戒してください。
※暑さ指数は「気温」「湿度」「輻射熱(地面や建物・体から出る熱で、温度が高い物からはたくさん出ます)」を取り入れた、暑さの厳しさを表す指標です。
●熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は
熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にかからないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。
①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。
②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。
③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。屋外で、人と十分な距離を確保できる場合は、適宜マスクをはずしましょう。
④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。
⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。