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関東地方は、24日(金)まで曇りや雨。25日(土)から27日(月)は晴れ間が広がり、暑さ厳しく。内陸は猛暑日も。熱中症対策を万全に。急な雨にも要注意。
●週末から週明け 日差し戻るが局地的に雨雲発生
この先、梅雨前線の位置が次第に変化します。しばらく本州上に延びたあと、日本海まで北上。南から暖かく湿った空気が続々と流れ込みます。
前線が関東から離れても、湿った空気の影響で大気の不安定な状態が続くでしょう。
あす21日(火)も雲が主役で、日差しはあっても一時的。午後は山沿いや内陸の所々でにわか雨や雷雨となりそうです。
22日(水)から24日(金)は雲に覆われたままで、内陸を中心に雨の降ることがあるでしょう。局地的には雷を伴って強く降りそうです。
25日(土)から27日(月)にかけて、晴れ間が広がるでしょう。ただ、午後は雨雲が湧きやすくなりそうです。傘マークのない所も含め、突然の雨に注意が必要です。
●気温も湿度も高い 熱中症のリスク上昇
気温は、平年並みか高いでしょう。特に、日差しが強まる25日(土)以降は、厳しい暑さに。朝から気温が高く、日中は広く30℃を超えるでしょう。熊谷など内陸では35℃以上の猛暑日になる所もありそうです。
気温に加えて湿度も高いので、かいた汗がなかなか乾かず、体にこもった熱が逃げにくい傾向に。熱中症のリスクが高まります。
ノドの渇きをあまり感じていなくても、こまめな水分補給を。たくさん汗をかいたら、経口補水液などで適度に塩分を摂ることも忘れないでください。室内でも体調を崩すほどの暑さになりますので、適切なエアコンや扇風機の使用を心掛けましょう。
なお、めまいや立ちくらみがする、足がつりやすくなる、頭痛や腹痛、吐き気がしてくる、といった症状は、熱中症のサインです。このくらい大丈夫と放っておくと、自力で立てなくなったり、意識を失ったりと、一気に重症化するおそれがあります。少しでも体調に異変を感じたら、涼しい所で休憩し、できるだけ速やかに体温を下げることが重要です。