この先の2週間は、沖縄では梅雨空が続く。関東も曇りや雨の日が多いが、梅雨の晴れ間も。九州から東北は変わりやすい天気の日が多くなり、来週は梅雨入りの声も。全国的な気温の低い傾向は来週には落ち着く予想。
●天気のポイントは? 梅雨入りの近づく所が多い
この先の2週間は、沖縄と奄美では曇りや雨の梅雨空が続くでしょう。来週前半にかけては急な強い雨になることがありそうです。来週後半になると、奄美は曇りや雨の日が続きますが、沖縄では晴れ間の出る日があり、21日頃は晴れる見込みです。九州、四国から本州一帯が梅雨に入ると沖縄では梅雨明けが秒読みになるのが通例です。沖縄地方の平年の梅雨明けは「6月21日ごろ」になっています。
梅雨に入っている関東甲信も曇りや雨の日が多い見込みで、本降りの雨になる日がありますが、梅雨の晴れ間もあるでしょう。3日から4日ごとに梅雨の晴れ間がありますから、日ざしを有効にお使いください。
九州、四国、中国、近畿、北陸、東海と東北など、梅雨入りの発表がまだの所でも、10日から11日、13日から15日などが、雨の季節への入り口になる可能性があるといえるでしょう。
梅雨がないといわれる北海道は、晴れる日が目立つ一方で、雨の降る日もあるため、「えぞ梅雨」を思わせることがある見込みです。
●気温のポイントは? 低温傾向が来週は解消へ
北海道地方は、この先の5日間くらいは平年並みか平年より低く、日中でも10度を下回る所がありますが、その後は平年並みか平年より高い日が続くようになるでしょう。
東北と関東から四国、九州は、次の日曜日ごろにかけて、冷たく湿った空気が流れ込みやすいため、平年並みか平年より低い日が多く、かなり低い所もあるでしょう。農作物の管理などに注意が必要です。来週になると次第に解消してその後は平年並の日が多いでしょう。
沖縄・奄美の気温は、この先の5日間くらいは、気圧の谷や冷たい空気の影響を受けやすいため平年並みか平年より低く、かなり低い所もあるでしょう。農作物の管理などに、ご注意ください。その後は平年並みに戻り、日中は30℃以上の真夏日になる所が多い予想で、夜の気温も高く、25℃以上の熱帯夜があるなど、熱中症のリスクが高まります。tenki.jpの10日間熱中症情報を参考になさって下さい。