きょう30日(月)、奄美地方は大気の状態が非常に不安定。今夜にかけて、非常に激しい雨や雷雨となるでしょう。大雨による土砂災害に警戒が必要です。
●奄美地方 24時間で200ミリ超えの大雨
きょう30日(月)、梅雨前線は九州の南部にあり、夜にかけて奄美地方まで南下する見込みです。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、奄美地方では大気の状態が非常に不安定となっています。
1時間雨量は中之島で21.0ミリ(午前6時半まで)など、断続的に20ミリ前後の土砂降りとなっていて、解析雨量では鹿児島県十島村付近で1時間に約45ミリの激しい雨が降りました(午前8時半まで)。また、30日午前10時までの24時間雨量は、鹿児島県十島村小宝島で210.5ミリ、鹿児島県十島村諏訪之瀬島で133.5ミリ、鹿児島県十島村中之島で104.0ミリなど、大雨となっています。
※解析雨量とは:気象庁・国土交通省が保有する気象レーダーの観測データに加え、気象庁・国土交通省・地方自治体が保有する全国の雨量計のデータを組み合わせて、1時間の降水量分布を1km四方の細かさで解析したものです。
●今夜にかけて激しい雨に警戒
十島村では、30日(月)夕方にかけて局地的に雷を伴い、1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨の降る所がある見込みです。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があるため、30日(月)夜のはじめ頃にかけて土砂災害などに警戒が必要です。
<雨の予想>
30日に予想される1時間降水量
十島村 50ミリ
30日12時から31日12時までに予想される24時間降水量は
十島村 120ミリ
