28日木曜は、九州から東海では、午前中から所々で気温が20℃を超えています。予想最高気温は30℃近い所もあり、暑さ対策が必要です。一方、関東は、27日水曜は蒸し暑くなりましたが、28日木曜午後は、日差しの暑さはなさそうです。
●九州～東海 午前中から所々で20℃超え 一方 東京はヒンヤリ
28日木曜は、東海から西と、関東では「気温の傾向が違う」のがポイントです。
10時までの最高気温を見ますと、鹿児島は22.7℃、福岡は21.0℃、高知は23.5℃、松山は21.3℃、広島は21.9℃、和歌山は20.4℃、静岡は20.0℃など、九州～東海では、あちらこちらで20℃を超えています。
一方、関東では雲に覆われ、日差しが少ないため、気温があまり上がっていません。東京都心では10時までの最高は18.9℃でしたが、これは未明に観測された気温でした。10時ちょうどの気温は、28日木曜は16.4℃で、27日水曜の同じ時間(24.9℃)より、約9℃も低くなりました。
●予想最高気温 九州は30℃近い所も 東京は27日水曜より大幅ダウン
28日木曜の午後も、九州～東海では、汗ばむくらいの所が多いでしょう。最高気温は、25℃以上の所が多く、広島は夏日(最高気温25℃以上)が続きそうです。九州では、30℃近くまで上がる所もあるでしょう。4月とはいえ、暑さ対策を心がけてください。
一方、関東は、午後も気温の上がり方が鈍いでしょう。東京の最高気温は、27日水曜は27.7℃と、今年1番の暑さになりましたが、一転して、28日木曜の最高気温は、20℃に届かない可能性があります。蒸し暑さはおさまりますが、日によって、気温の変化が大きいので、体調を崩さないよう、ご注意ください。
●暑熱順化をするために 日常生活でできること
これからの時期、九州から東海だけでなく、広い範囲で「暑熱順化」といって、体を暑さに慣れさせることが重要です。個人差もありますが、暑熱順化には数日から2週間程度かかります。暑くなる前から余裕をもって暑熱順化のための動きや活動を始めましょう。
また、暑熱順化ができても、数日暑さから遠ざかると効果はなくなってしまいます。自分が暑熱順化できているかを意識し、まだ暑熱順化できていないときには、こまめな水分補給や涼しい場所での休憩などで熱中症を予防しましょう。
