ヒノキ花粉がピークを迎えています。8日の花粉の飛散量は、九州から関東にかけて、広く「非常に多い」でしょう。向こう一週間も、非常に多く飛ぶ地域があり、対策が必要な日は続きそうです。
●8日の花粉飛散量 九州~関東は広く「非常に多い」予想
スギ花粉のピークは越えていますが、まだ飛散するでしょう。ヒノキ花粉がピークを迎えています。
8日の花粉飛散量は、九州から関東にかけて、広く「非常に多い」予想です。北陸は広く「やや多い」でしょう。東北は少ない所が多いですが、宮城では「やや多い」見込みです。
マスクに加えて、メガネを着用するなど、万全な花粉症対策が必要です。
●向こう一週間 「非常に多い」日が続く所も
東京都福祉保健局東京都アレルギー情報navi.のデータによると、東京都多摩地域では、今シーズン、4月6日までに飛散した花粉は、予測最大値(スギ・ヒノキの合計)の5割未満の所が多くなっています。東京都内では、昨シーズンは5月中旬に入る頃まで花粉が飛んでいた所があるなど、例年では5月になっても花粉が飛ぶことが多くなっています。今シーズンも花粉シーズンは、まだ続くとみられます。
向こう一週間は、11日は九州で雨が降り出し、雨雲は12日にかけて東へ移るでしょう。関東付近も雨が降る見込みです。14日にかけて、広くぐずついた天気になりそうです。雨で花粉の飛散が抑えられる地域がありますが、東京などでは「非常に多い」日が続く見込みです。花粉症対策が必要な日は、まだ続くでしょう。