8日(金)午前9時、カロリン諸島で、台風1号「マラカス」が発生しました。4月以降の1号発生は2年ぶりです。
●台風1号「マラカス」発生
8日(金)午前9時、カロリン諸島で台風1号「マラカス」が発生しました。4月以降の1号発生は2年ぶりです。
台風1号の中心気圧は1000hPa、中心付近の最大風速は18m/s、最大瞬間風速は25m/sとなっています。台風1号は今後、北西へ進み、フィリピンの東に進む見通しです。
その後の進路はまだはっきりしませんが、今後の台風の動向に注意が必要です。
●台風の名前
「マラカス」は、フィリピンが用意した名前で「強い」という意味です。台風の名前は、「台風委員会」(日本含む14カ国等が加盟)で各加盟国などの提案した名前が、あらかじめ140用意されていて、発生順につけられます。準備された140を繰り返して使用(140番目の次は1番目に戻る)されますが、大きな災害をもたらした台風などがあると、加盟国からの要請によって、その名前を以後の台風では使用しないように別の名前に変更することがあります。