各地で、平年を上回る暖かさが続いて、花粉が飛散しやすくなっています。16日(水)も、花粉の飛散量は、九州から関東で「非常に多い」予想となっています。
●16日(水) 九州~関東は広い範囲で「非常に多い」
16日(水)は、九州から東北にかけて、日中は広い範囲で晴れる見込みです。
花粉の飛散量は、九州北部や四国、近畿から関東で「非常に多い」予想となっています。
中国地方や北陸、東北は「多い」予想です。
これまでは飛散量が少なかった東北でも、花粉が飛びやすくなる見込みです。花粉症の方は早めの対策を心がけてください。
なお、東京都の観測によりますと、3月に入ってスギ花粉だけでなく、ヒノキ花粉も八王子、多摩、町田、立川で飛散開始しています。ヒノキの花粉に敏感な方も注意が必要です。
●18日(金) 雨で花粉の飛散量は「少ない」
この先、天気は短い周期で変わる見込みです。
17日(木)も、九州から東海にかけて、花粉が「非常に多く」飛ぶ所が多いでしょう。
18日(金)は、広い範囲で雨が降り、花粉の飛散はいったんおさまりそうです。ただ、雨のあとは、再び花粉の飛散量が増える見込みです。
●関東は3連休も「非常に多い」 東北で飛散量増加
18日(金)は、関東や北陸、東北も雨が予想され、強まることもありそうです。花粉の飛散はいったん落ち着くでしょう。
ただ、19日(土)からの3連休は、関東では晴れて風も強まるため、花粉が「非常に多く」飛ぶ所が多い予想です。お出かけされる際には、万全な対策が必要です。