きょう6日は「きぼう 国際宇宙ステーション(ISS)」を見られるチャンスがあります。各地の天気や、見られる時刻、方角などをまとめました。
●北日本・東日本は17時50分頃~ 西日本・沖縄は19時27分頃~
国際宇宙ステーション(ISS)は、地上から約400km上空に建設された実験施設であり、「きぼう」はその中の日本実験棟の名称です。ISSはサッカー場くらいの大きさで、条件が揃えば地上から肉眼で見ることができます。なお、見え始めから見え終わりまでは5分程度です
上の図は、きょう(6日)17時50分頃の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。北日本から東日本の太平洋側で観測のチャンスがあります。ただ、北陸は軌道は好条件となりますが、雪雲の影響が懸念されます。
続いて、きょう(6日)19時27分頃の「きぼう」が見え始める時刻と最大仰角(最接近)時の方角です。西日本と沖縄で観測のチャンスがあります。
明るい星のような光が、飛行機よりも速めのスピードで流れて行くように見えます。望遠鏡などを使うと、視野が限定されてしまい、見逃す可能性がありますので、肉眼で探すことがオススメです。
●今夜の天気
きょうも冬型の気圧配置で、全国的に強い寒気に覆われています。北海道や東北は日本海側を中心に雪やふぶきで、北陸から山陰にかけても雪雲が流れ込みやすいでしょう。山沿いを中心にさらに積雪が増える見通しです。関東から西の太平洋側や九州では晴れる所が多く、広く観測のチャンスがありそうです。沖縄も雲の切れる時間があるでしょう。夜は一段と冷えますので、寒さ対策を万全にして空を見上げてみてください。