今年も残すところ、きょう(29日)を入れてあと3日。気になるのが、初日の出が見られるどうかです。東京など太平洋側は期待大ですが極寒となりそう。各地の天気と初日の出の時刻をまとめました。
●2022年元日の天気は?
2022年1月1日は、冬型の気圧配置が強まり、強い寒気が流れ込みます。山陰や北陸、北日本(北海道・東北)の日本海側は広い範囲で雪が降り、残念ながら初日の出を見るのは難しいでしょう。
一方、関東~九州にかけての太平洋側は晴れて、初日の出を拝める所が多いでしょう。ただ、近畿は雲が広がりやすく、雲の隙間からチャンスがあるかどうかとなりそうです。
ただ、晴れる所も厳しい冷え込みとなりそうです。最低気温は、東京マイナス1℃、大阪1℃、福岡は2℃の予想です。(tenki.jp29日10時予想)
ちなみに、東京都心の元日の最低気温は、2021年がマイナス1.3℃、2020年3.2℃、2019年0.9℃、2018年0.4℃、2017年2.0℃、2016年3.6℃、2015年0.7℃、2014年3.1℃、2013年3.0℃、2012年2.9℃、2011年2.2℃などとなっています。もし、元日に氷点下2度以下になると1977年以来45年ぶりとなります。
初日の出を見に行く予定の方は、ダウンコートや手袋、ブーツ、カイロを用意するなど、万全の対策をしてください。
●初日の出の時間
初日の出が、日本で一番早く見られるのは南鳥島です。朝の5時27分に初日の出を迎えます。ですが、定住している人はいません(気象庁や自衛隊の方など)。
国立天文台によると、定住していて一番早く見られるのは母島(東京都)です。島を除いた場合は、標高の高い富士山(富士山山頂剣が峰:6時42分)。標高が高ければ、東にある平地よりもずっと早く見ることができます。
島と山を除くと、北海道~九州にかけての平地で一番早いのは、千葉県銚子市の犬吠埼(6時46分)です。
その他、東京は6時51分、名古屋は7時01分、大阪7時05分、高知7時10分、福岡7時23分、などとなっています。
ただ、2022年の幕開けは、日本海側を中心に大雪の恐れがあります。登山などでのご来光の計画は、見直しなど含めて無理のないようお願いします。