東海地方では、今夜(19日)は、広い範囲で晴れて、部分月食を見ることができるでしょう。
この先、22日(月)の雨を境に、強い寒気が流れ込むため、一気に寒くなりそうです。
●今夜は広く晴れ 部分月食を見るチャンス
東海地方は、今夜(19日)、広い範囲で晴れて、部分月食を見ることができそうです。
名古屋のきょう19日の月の出は、16時42分頃です。すでに月が欠けた状態で、空に昇ってくるでしょう。18時3分頃が、月が最も欠けて見える「食の最大」となり、月の直径の約98%が地球の影に入り、ほぼ皆既月食のような状態を見ることができます。
19時47分頃には、部分月食が終わります。
月食の前半は、月の高度が低いため、東の空の視界が開けた場所で観察するのがおすすめです。また、名古屋の気温は、18時で14度まで下がり、21時で11度の予想です。
次第に冷え込んできますので、防寒対策をしっかりとして、天体観測を楽しんで下さい。
●22日(月)の雨を境に 気温が急降下
あす20日まで、高気圧に覆われるため、穏やかに晴れるでしょう。最高気温は、各地で20度前後まで上がり、過ごしやすい陽気が続きそうです。
21日(日)は、気圧の谷や湿った空気の影響で、雲が広がりやすく、静岡県では雨の降り出す所がある見込みです。22日(月)は、広い範囲で雨となり、雨や風が強まる時間もあるでしょう。
そして、22日(月)の雨を境に、強い寒気が流れ込み、気温が急降下する見込みです。
名古屋の最高気温は、23日は、13度と12月上旬並、24日は、12度と12月中旬並の予想です。ポカポカ陽気から一転、日中もコートが手放せないでしょう。
体調を崩さないよう暖かくしてお過ごし下さい。
●岐阜県の飛騨北部 本格的な雪 早めの備えを
23日(火)～24日(水)頃は、寒気に伴う雪雲が流れ込みやすく、岐阜県の飛騨北部では、雪が降りやすいでしょう。
早い所では、23日(火)の明け方頃から、雪が降り出すでしょう。日中、気温が上がれば、みぞれや雨となる所もありますが、標高の高い所では、雪で降り続き、積雪となる見込みです。
冬用タイヤの装備がまだの方は、今週末までに済ませておくと安心です。また、飛騨北部地域への峠越えを予定されている方は、最新の情報をチェックするようにして下さい。
