きょう19日(火)、帯広測候所でカエデ(オオモミジ)の紅葉が観測されました。全国の気象台や測候所で紅葉が観測されるのは、この秋初めてです。
●帯広でカエデ(オオモミジ)紅葉
きょう19日、帯広測候所でカエデ(オオモミジ)の紅葉が観測されました。平年より1日早く、昨年より2日早い観測です。カエデの紅葉が観測されるのは、全国で今シーズン初めてです。
※カエデの紅葉日とは、標本木の大部分の葉の色が紅色に変わった状態になった最初の日のことです。主に「イロハカエデ」を標本木としますが、イロハカエデが生育しない地域では、「ヤマモミジ」、「オオモミジ」、「イタヤカエデ」を観測します。
●今年の紅葉は?
紅葉の見ごろは、秋(9~11月)の気温が低いと早まり、高いと遅れます。気温は10月は全国的に高めの傾向ですが、10月後半は寒気が流れ込み、平年より低くなる期間があるでしょう。11月以降は東日本と西日本でやや低い予想です。このため、今年の観光名所の紅葉見ごろ時期は、平年並の所が多いでしょう。