11日(月)、北海道では、広く雨が降っており、太平洋側の沿岸を中心に、風が強まっています。朝9時頃まで大雨や暴風に警戒が必要です。強風は夜遅くまで続くでしょう。
●釧路市で風速20メートル以上の非常に強い風を観測
11日(月)、オホーツク海を、前線を伴った低気圧が東へ進んでいます。北海道付近を前線が通過中で、等圧線の間隔が混んでいます。このため、北海道は広く雨が降っており、太平洋側沿岸を中心に、南または西よりの風が強まっています。
留萌市では、午前6時までの24時間雨量は、60.0ミリで、統計開始の1976年以降、10月の1位の記録を更新するなど、大雨になっています。
午前6時半までに、最大風速は、釧路市で22.9メートルの非常に強い風、根室市では17.0メートルの強い風を観測しました。
●朝9時頃まで大雨・暴風に警戒 天気回復しても強風続く
11日(月)、朝9時頃にかけて局地的に激しい雨の降る所があるでしょう。引き続き、大雨による低い土地の浸水に警戒してください。午前6時か午後18時までの1時間雨量は、いずれも多い所で、太平洋側東部30ミリ、その他の地域20ミリです。大雨による低い土地の浸水に警戒してください。日中は天気は回復し、晴れてきますが、朝までに降る雨で、地盤が緩む所がありますので、土砂災害や河川の増水には夕方まで、十分注意してください。
北海道の太平洋側では、西または南西の風が吹き、朝9時頃まで暴風に警戒が必要です。車の運転が困難な場合もあります。無理をしないようにしてください。日中は天気は回復し、晴れてきますが、強風には、夜遅くまでご注意ください。
予想される最大風速(最大瞬間風速)は、太平洋側東部20メートル(35メートル)、その他の地域18メートル(30メートル)です。