連日の真夏を思わせる暑さで、雨の季節を感じさせない今年の6月。きょう11日は北海道や東北を中心に北陸や関東でも暑くなります。北海道や東北の内陸部では地形効果も加わり、35度に迫る厳しい暑さになる可能性も。躊躇せずに冷房を使用し 水分補給を!
●予想最高気温(きょう11日)
真夏のような強い日差しが照り付ける北海道や東北、北陸、関東地方は朝から気温がぐんぐん上昇します。最高気温は、札幌市、北見市(北海道)で33度、福島市、山形市、旭川市(北海道)で32度、秋田市、酒田市(山形)、長岡市(新潟)で31度。関東でも熊谷市(埼玉)で30度。東京都心でも30度近くまで上がると予想されます。東の海上に高気圧の中心があり、日本列島には南から暖かい空気が流れ込みやすくなっています。この南からの空気が山を越え、風下側で高温(フェーン現象)になるため、東北や北海道の内陸部では35度に迫る暑さになる可能性があります。
●新しい生活様式における 熱中症予報行動のポイント
新型コロナウイルス感染拡大防止を心がけながら、新しい生活様式の中で、熱中症を予防するには、ポイントが5つあります。
① 適宜、マスクをはずしましょう。屋外で、周りの方と、2メートル以上(十分な距離)離れている時は、マスクをはずして、休憩をとってください。その際、ウイルス感染対策は、忘れずに行いましょう。一方、マスクを着用している時は、激しい運動は避け、気温や湿度が高い時は、特に熱中症に注意が必要です。
② できるだけ、暑さを避けましょう。なるべく涼しい服装を選び、日傘や帽子を利用してください。少しでも体調が悪くなったら、涼しい場所や日陰へ移動しましょう。
③ 喉が渇く前に、こまめに水分を補給しましょう。汗を大量にかいた場合は、水分だけでなく、塩分補給も忘れないでください。
④ エアコン使用中も、こまめな換気を行いましょう。換気のためには、窓とドアなど2か所を開放したり、扇風機や換気扇を併用したりするのが、おススメです。換気をしたら、エアコンの温度は、こまめに再設定してください。
⑤ 日頃から暑さに備えた体づくりと、健康管理を行いましょう。「やや暑い環境」で「ややきつい」と感じる運動を、毎日30分程度行い、体温測定や健康チェックを習慣にしてください。もし、体調が悪いと感じたら、無理をしないで、自宅で静養することが必要です。 高齢者や子ども、障がいのある方々は、特に熱中症になりやすいので、周りの方が気を配るなど、十分注意してください。
大谷翔平・野球ニュース