関東地方は、この先気温が高い傾向で、来週は大型連休の頃のような気温の日もありそうです。桜の開花が近づいています。ただ、その先はまだ冬の寒さとなる日もあり、体調管理に注意が必要です。
●前半 暖かい日が続き 桜の開花も近づく
あす(11日)の関東地方も高気圧に覆われて、朝から青空が広がりそうです。冷たい北風も収まって、穏やかに晴れるでしょう。朝はこの時期らしい冷え込みが戻り、冬物のコートが必要になりますが、日中、気温は上がり、4月並みの暖かさとなる所が多い見込みです。
あさって(12日)も晴れて、気温はさらに高くなり、20度一歩手前まで上がる所が多くなりそうです。
土曜日(13日)は、低気圧が接近するため、雨が降り、最高気温は15度前後の予想ですが、それでも平年より高いでしょう。
その後、日曜日(14日)以降は、平年より5度前後も高い日が続き、特に、火曜日(16日)は20度を上回って、大型連休の頃のような気温となる所もありそうです。日中は薄手のシャツ一枚で過ごすことができそうです。
気温の高い日が続いて、桜の開花も近づきそうです。日本気象協会による最新の桜開花予想では、東京での開花を3月15日と予想しています。関東南部ではその後、続々と開花を迎え、関東北部でも19日や20日の開花が見込まれます。桜のシーズンはもう間もなくです。今年も感染症対策のため、お花見や会食は自粛が求められていますが、近所などの桜の木についたつぼみを観察してみると、日々変化していて、季節が進んでいるのが分かります。例年とは違った楽しみ方もできそうです。
●後半 暖かさ寒さ繰り返す 寒の戻りに注意
来週半ば以降は、それまでのような季節先取りの暖かさとはならない見通しです。天気はこの時期らしく周期的に変わり、曇りや雨となって日中肌寒く感じられる日もまだあります。19日や22日は、最高気温が10度を少し上回るくらいで「寒の戻り」となりそうです。
これからの時期、気温の上下を繰り返しながら少しずつ本格的な春を迎えます。3月後半、仕事や学校など環境の変化でストレスがかかりやすい時期でもあります。気温の変化で体調を崩さないようにしてお過ごしください。